審査に通らないとお金を借りられないカードローン

例えば給料日まであと少しなのに、生活費がどうしてもちょっとだけ足りない。急に仕事の飲み会が入ったけどお金が足りない。そんなときに頼りになるのがカードローンです。カードローンは早いところですと、申込をしたら1時間程度でお金を手にすることもできます。

 

しかし、カードローンでお金を借りるには、必ず審査があり、審査に通らないことにはお金を借りることができません。安定した収入があって初めてお金を借りるといった方でしたら審査に通る可能性は高いと言えますが、他社で何件も借入があったり、過去に支払いの延滞をしていたりする場合には審査に通るのが難しくなってきます。

 

また、カードローンの審査はどこも同じではありません。金融機関ごとに審査の厳しさには違いがあります。そのため、A社では審査に落ちたのにB社では審査に通った、なんてことも珍しくありません。

 

カードローンの審査に通るためにはどうすればいいのか?おまとめローンでおすすめの銀行はどこなのでしょうか?カードローン審査のコツについて説明します。

 

 

カードローンの種類

まずカードローンには、いくつかの種類がありますが、一般的によく利用されるもので大きく分けてしまいますと銀行カードローンと消費者金融のカードローンとがあります。この二つはそれぞれ特徴が違ってきます。メリット・デメリットを含め、どういった違いがあるのかを比較してみましょう。

 

【銀行カードローン】

銀行カードローンは、銀行が直接融資をするカードローンであるため、消費者金融などのカードローンと比べると安心感や信頼度が高いと感じる方が多いです。金利は銀行によって違いはありますが、多くは低金利なものが多く、なかには下限金利で住宅ローン並みの低さのところもあります。限度額も最高1,000万円など高額なものも多く、また総量規制も対象外なため、比較的カードローンのなかでも高額で長期の借入に向いています。おまとめや借り換え目的で利用される方も多いです。デメリットとしては金利が低い分、審査が慎重で厳しいという点です。また審査が慎重な分、審査時間もかかる傾向にあり、申込から融資を受けるまでに数日かかるケースが多く、緊急でお金が必要という方にはあまり向かないものが多いです。

 

【消費者金融のカードローン】

消費者金融のカードローンは審査スピード・融資スピードに非常に優れています。審査時間は最短で30分程度、申込から融資までは最短1時間となっており、いますぐお金が必要な方に向いているカードローンです。特に大手になりますと全国各所に自動契約機を設置しているため、当日振込に間に合わない時間でも自動契約機でのローンカード発行により即日融資を受けることができます。

 

消費者金融というと一時は悪いイメージがありましたが、法改正の影響などから現在では大手消費者金融が大手都市銀行傘下に入るなど、以前よりも安心感や信頼度は高くなっています。デメリットとしては金利の高さですが、これも法改正により上限金利が引き下げになり、現在ではそれほど大きな差はなくなりました。銀行カードローンと比べますと若干高めではありますが、無利息サービスを提供するところもありますので一概に金利がデメリットと言えない部分もあります。

 

どちらにも、メリット・デメリットがあるため、どちらを利用したらいいのかは「自分がどういった借入をしたいか?」によって違ってくるかと思います。

 

カードローン審査に通る条件とは?

カードローン審査に通るための条件とはどういったものなのでしょうか?収入が高いことか、それとも正社員であることか…などと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカードローンの利用条件というのは基本的には以下のようなものなのです。

 

・安定した定期収入があること
・年齢が20歳以上であること(上限は各社によって違うが大手消費者金融だと69歳以下と定めている)

 

まずカードローン審査において、金融機関が一番重要視しているのは収入の高さなどではなく、「貸したお金をきちんと返してくれる人物かどうか?」「返済能力があるかどうか?」という点です。金融機関はボランティアではありませんので、まずは貸したお金がきちんと返ってこないと困ってしまいます。収入の安定性があれば、今後貸したお金を返し続けてくれるだけの収入もある、と判断されるというわけです。

 

しかしこれはあくまでもカードローンの利用条件です。それ以外にもさまざまな項目から、融資の可否や融資額の判断をしていきます。

 

カードローン審査で確認されているのはこの3つ

カードローン審査に関する細かな基準は各社社内で条件に違いがありますが、大きく分けてこの3つのことが審査で確認されています。

 

【属性(スコアリング)】

年齢や年収、勤務先、家族構成などなどさまざまな項目をもとに申込者に融資が可能かどうか、可能な場合にはいくらなら融資できるかを判断していくものです。なぜそうした項目から融資可能かどうか判断していけるのかといいますと、ノンバンクは過去に膨大な数の融資を実施しており、「どういった人物にお金を貸したらきちんと返してくれるのか?」「逆にどういった人物にお金を貸してしまうと貸し倒れになりやすいのか?」などといった統計情報を持っているのです。それを審査の基準とし、申込者の申込情報をコンピューターで自動的に点数化(スコアリング)して審査をしています。属性には一般的に以下のような項目があります。

 

・年齢…若いほうが有利
・職業、勤務先…医師、弁護士、公務員は属性が高い
・勤続年数…5年以上は評価が高く、1年がボーダーラインとされるが半年でも通るケースもある
・年収…400万円以上なら評価が高い
・健康保険証の種類…共済保険、組合保険は評価が高い
・家族構成…独身で家族と同居は評価が高い
・住居形態、居住年数…持ち家は評価が高い

 

これをみてわかるように、基本的にスコアリングの得点をあげるということは難しいです。スコアリングの得点をあげるために急に正社員になったりはできませんし、住居を賃貸から持ち家に急に変えたりはできませんよね?しかし、勤続年数や居住年数のように少し時間をかければスコアリングがよくなる項目もあります。

 

【信用情報】

カードローン審査では必ず個人信用情報機関で申込者の取引履歴の確認を行います。信用情報機関は審査の際に多重債務者や過去に金融事故を起こした人などを選別するためにできた機関で、銀行や消費者金融、クレジットカード会社などが顧客情報を共有化しています。

 

申込の履歴から返済の状況まで実に詳しい情報が保有されており、その保有期間は情報の種類によっと違いがあります。たとえば一度延滞などブラックの情報が載ってしまったとしても、保有期間が過ぎればその情報は消えてしまいます。

 

カードローン審査で重視される信用情報には次のようなものがあります。

 

・延滞や自己破産など金融事故の履歴
・代位弁済(保証会社による返済)の履歴
・他社借入件数や金額が過剰
・申込履歴が短期間で集中している

 

特に重視されるのは金融事故・異動の情報です。個人信用情報期間は全部で3つありますが、事故情報に関しては共有化システムのCRIN(クリン)によって個人信用情報期間の間で情報が確認できるようになっているのです。事故情報の情報保有期間は長く、延滞の場合は5年、自己破産の場合には最長10年となっています。その間は新たなカードローンの審査に通るのは難しいでしょう。

 

また最近多いとされるのが、ケータイやスマホ料金の滞納によるブラックです。ケータイやスマホ料金は分割払いで購入する方が多いかと思いますが、その料金を滞納することで、信用情報に事故情報として登録されてしまうのです。信用情報はこのように、カードローンの利用ばかりが影響するのではないので、注意が必要です。

 

【事実確認】

申込者が申告した内容が事実かどうか、本人が申込をしているのかどうかを確認することも、審査のうちの一つとなっています。本人確認書類の提出で現住所や生年月日などが確認できますし、また在籍確認では申告した勤め先にほんとうに勤めているのかどうかの確認ができます。

 

カードローン審査でやってはいけないこととは?

カードローン審査の際に「これはやってはいけない!」ということがあります。属性や信用情報など、カードローン審査では自分の力ではどうにもならない項目が多いですが、これは自分次第で避けることが可能です。申込の際には以下のような点に注意しましょう。

 

1. 申込書の不備

カードローン申込の際には申込書、フォーマットに自分の情報を入力していきます。ここで、審査を有利にしたいからと自身の年収や他社借入などで虚偽の記載をする方がいらっしゃいますが、虚偽の申告は審査の過程で信用情報の確認などを行いますのでほとんどバレてしまいます。虚偽の記載をしたという事実がわかりますと審査結果にマイナスにしか働きません。絶対に虚偽の記載はしないようにしましょう。また、虚偽のつもりがなくても誤字脱字といったミスはあるかもしれません。実際、そうしたミスはカードローン申込で非常に多いのだそうです。

 

しかし借入額など間違えた項目によっては虚偽記載を疑われてしまう可能性もありますし、よくあることとはいえいくつも間違いがありますと、「きちんと申込書もかけない人が期日どおりにきちんと返済ができるだろうか?」と返済能力に不安を持たれてしまう可能性もあります。申込の際には故意でもそうでなくとも申込書に不備がないように慎重な記載を心がけましょう。

 

2. 同時に複数の会社に申込をしない

審査に落ちてしまったときのためにと保険のつもりで複数の会社に同時に申込をする方がいらっしゃいますが、これは審査において逆効果になります。カードローンの申込は、申込をしたというだけで履歴が信用情報に残ります。短期間でいくつも申込の履歴がありますと、審査担当者がそれを見た場合に相当お金に困っている人物かもしれないなどネガティブな印象を与えてしまいます。申込は1社に絞って行いましょう。